30代がん闘病記

2014発病・入院 → 2016転移・再入院・離婚 → 2018再出発

1/12 正しい道

転職して1ヵ月が経った。

フルタイムで働いて気付いたが、とにかく気力・体力が落ちている。何をやっていてもすぐに疲れてしまう。以前のようなエネルギーが湧いてこない。その度に「ああ、俺はまだ病人なんだな」ということに気付かされて、しばしば絶望感に襲われる。

もっと他の道があったのではないか、これは本当に正しい道だったのか、もっと楽で負担のかからない仕事にすべきだったのではないのか、とか、色々考えてしまう。傍から見れば、相当に恵まれていることは分かっているのだが、この辺りは僕の性格で、色々考えすぎてしまうのは仕方がない。

日記では「病気になったことで人と同じ生き方をしなくてよい気楽さ」を標榜しながら、実際には世間体・収入などを気にして、自分がどう思うかではなく、人にどう思われるかを気にした生き方に、結果的に戻ってしまった自己矛盾に苦しんでいる。

とは言え、入社1ヵ月でここまで考えてしまうのは時期尚早かもしれない。しばらくは頑張ってみるが、 どこまで体力的・精神的に耐えられるかというのが勝負だろう。

 

そういえば、入社時の手続きの会話で、「この会社に入った以上、もうお辞めになることはないと思いますが…」という前置きを総務の若手社員にされたことが印象に残っている。「選民意識の強いエリートにありがちな思い上がりだな」とは思いつつも、人生を語るウザいオッサンにはなりたくなかったので、適当に同意しておいた。

でも、本当に人生なんかどうなるか分かんからね。取りあえず、今いる地域は車の運転が凄まじく荒いので、病気で死ぬより、車に轢かれて死ぬ確率の方が高そう(笑)