30代がん闘病記

2014発病・入院 → 2016転移・再入院・離婚 → 2018再出発 → 2022再々発 → 2023入院

2023/3/18 人生プラン

疲れが出て1週間近く更新しておりませんでした。

心配された方、すみません。

 

精神的・肉体的に疲れていて、気力が湧かない。一人で部屋に籠って、考えて、疲れて、寝て、を繰り返している。もっとも、考えているとは言っても、治療の先が見えない今では、思考が空転して禅問答を繰り返すだけであり、それで一日が終わってしまう。今回の病気が治ったとしても、以前の闘病のように、闘病後に明るい未来が待っているという希望があるわけでもないことが、無気力感に拍車をかけている。

とは言うものの、自暴自棄にならず、今後の人生について検討していく必要はある。以下は以前から漠然と考えていた、再発した場合の人生プランである。

 

PlanA(Alive):再発せず寿命まで生き残る楽観的なプラン。残念ながら破綻。

PlanB(Benkyo):闘病中の時間を有効活用し、何か新しい資格やスキルを身に付けて、治療後のステップアップを期する野心的なプラン。もっとも、いざ再発してみると、心身ともに疲れ果てているので、新しいことをする気力が全く起きない。考えが甘かったようだ。まあ資格は取り尽くしているし、これ以上はいいだろう。

PlanC(Change-job):精神的・肉体的負荷が大きい今の職場を変えるプラン。弁理士を使って転職するか、あるいは今の職場で肉体的負荷が少ない、知財などの部署に社内転職をする。仮に生き残ったとして、さほどの後遺症もなければ、このプランが現実的な線だろうか。

PlanD(Dividend):傷病手当を貰える限度まで貰った上で、最終的に今の職を辞して、貯えを切り崩しながら、株の配当とアルバイト講師業で暮らすプラン。電験の威光で電気の講師をしてもいいし、英語・数学・物理・化学は教えられるので、予備校講師的なことはできるだろう。仮に生き残ったとしても、病気の後遺症が大きければ、このプランを選択することになるだろうか。

PlanE(End of life):最終的に死ぬプラン。これ以上病気で苦しむのなら、これが一番楽というのが正直なところ。リアルではなかなか言えないが。

 

白血球の値が低いため、以前の楽しみだったスーパー銭湯にも行けないので、自宅の風呂に入るのが今の唯一の楽しみである。贈り物で頂いた入浴剤を使って、音楽を聴きながら湯船に浸かっているときだけ、全ての悩みを忘れることが出来る。

これから先、どうなるだろうか。