今日は平日というのに朝の8時から寝床に横になってWBCを見ていた。
これだけを切り取って見ると完全なる人生の落伍者の一文であるが、これが今の僕の立派な仕事である。僕は病院のベッドの上で、抗がん剤の投与を待つ現役がん患者なのだ。今日から3クール目の抗がん剤の投与の開始である。
WBCについてはここで語るまでもない劇的な結末であったが、大いなる感動と勇気を与えてくれた。こんなドラマチックな世界があるのだなぁとしみじみしてしまう。
僕は僕でそれなりに劇的な人生を送っているとは思うが、いかんせん内容が暗すぎて、余り一般ウケはしないだろう。とは言え、本格的な3回目の闘病を開始してから、一日のレビュー数が100~500程度に伸びてきている。贈り物を送ってくれている方も大勢いるし、多くの読者・応援者がいるのは、僕にとって大きな喜びであり、力になる。
大谷翔平選手のようなドラマチックな人生は送れないが、
僕は僕なりにドラマチックな人生を体現してみようと思う。