昨日より個室に移れて快適かと思いきや。
隣の患者の叫び声で、夜中に目が醒めてしまった。
もちろん僕が今いるのは個室なので、「同部屋の隣」ではなく「隣の部屋」の患者の叫び声である。こんなのは田舎の安普請のビジネスホテルくらいでしか経験したことがないので、さすがに病院の個室で経験するとは思わなかった。これだと個室に移った意味も薄れてくる。僕は本当に寝つきが悪く、大きな悩みの種なのだ。
とは言え、恐らくは死の不安によるものか、せん妄か何かによるものかなのだろうし、隣の部屋の患者さんを責める気は特にない。先日の大部屋の隣人とは異なり、意識的にどうこうできる類のものではないからだ。何より、僕も最終的にはこのようになるのかもしれないわけだし。
全国的に桜が咲き始めているようである。
そういえばいつも桜の咲く時期に入院しているなぁと色々思い返す。
今回の退院は明後日の26日となった。
桜でも見に行けたらいいけど、厳しいかな。