30代がん闘病記

2014発病・入院 → 2016転移・再入院・離婚 → 2018再出発 → 2022再々発 → 2023入院

2023/5/11 入院5日目(4クール目)

抗がん剤を打った時の数々の影響について。

・肌が明らかに荒れてくる。特に指が顕著であり、指紋は荒れガサガサになり、指先にはささくれができる。

・異常に喉が渇くようになり、口の中が常に乾燥しているような感覚になる。ただでさえ唾液の少ない僕はかなり苦しい。気持ちが悪く一日に何度も歯磨きをしてしまう。

・お腹は空くが、食欲は無いという状況になる。病院食のような味の薄いぼんやりとしたものが受け付けなくなる。水すら生臭く感じて飲めなくなる。レモンやヨーグルトなどのサッパリした酸っぱい物を食べたくなる。妊娠したことはないが、失礼ながら、つわりになったら同じくらい苦しいのではないかと思っている。

・全体的に筋力が落ちる。特に弱っている部分、例えばリンパ郭清した部分の首の筋力が足りないようで、嚥下力がかなり低下している。いきなり唾や息を呑み込めなくなって、苦しくなることがある。これはかなり焦る。年寄りが食べ物を喉に詰まらせるのはこんな感じなんだろう、というのを体験している。

・下の話で恐縮だが、病気とは切り離せないので赤裸々に書こうか。括約筋までが弱まるのか、意識せずに尿漏れをするようになる。勃起などもってのほかである。

当然、これら症状はしばらくすると収まるのだが、明らかに体に悪いものを打っているという事実を実感せざるを得ない。

 

血液検査の結果も問題なかったので、明日退院予定である。

精神面がかなり弱りつつあるのが心配だ。

小さなストレスに耐えられなくなっている。