前回の日記に書いていたが、今回は母親に来てもらっていた。
さすがに外科手術となると、今まで通り一人で対応というわけにもいかず、手術で何かあったときの判断のために、家族が立ち会う必要があったのだ。せっかく来てもらうのだから、母親には立ち会いだけではなく、入院時と術後の自宅でのフォローをお願いしようと思っていたが、入院前にしばらく自宅で一緒に生活をして、母親の認知に色々と衰えがあることが分かった。
僕をフォローするどころか、僕がフォローしなければならない状況が多くあり、母親と数日一緒に生活しただけで、疲れ果ててしまった。母親も慣れない環境で疲れていたようだから、予定を前倒しにして、帰ってもらうことにした。
残念ながら今の僕には母親をフォローする余裕はない。この件についての不安は多くあるが、まずは自分の病気の治療に良くも悪くもケリをつけることが先決であろう。
ということで、手術後1週間であるが、自宅で一人で生活を送っている。
傷口がそのものが痛むのは当然だが、傷口でなくても皮膚に触れるだけで痛みが走る箇所があったりもする。身体が上手く動かせないので、日常生活を送るだけでも中々大変である。傷口にテープを貼るときは、一人では貼りにくいので、手助けがあればなぁと思ったりもするが、今さら環境を嘆いても仕方がない。
さて、来週にも新しい抗がん剤の投与が始まるので、間を置かずに入院となる。
精神的・体力的にはかなり苦しいが、何とか乗り切っていきたい。