30代がん闘病記

2014発病・入院 → 2016転移・再入院・離婚 → 2018再出発

8/11 免許更新

5年振りに免許の更新の案内が来た。近々行ってこようと思う。 

まさかこの5年間、社会的にも生き延びることができようとは。

人生で最も苦しかった時期を思い返す。

5年前の今頃は、がんセンターの病室でリオオリンピックを眺めていた。

今日は免許の更新に行ってきた。更新時期が入院時期と微妙にずれてくれていて助かった。一応ゴールド免許なので、更新期間は5年間となっている。5年前は当時住んでいた愛知で免許を更新したが、心身ともに絶好調だった時期だ。

免許証に写る5年前の僕自身も、この後に待ち受ける苦難など想像すべくも無く、自分の輝かしい未来と可能性を信じてやまなかったことだろう。あれから本当に色々あった5年間だったと改めて思う。そして、いよいよ5年前の僕ともお別れだ。

 あれから、本当に色々あった5年間だった。

これから僕がまた社会に復帰するに際して、苦労や屈辱を嫌と言うほど味わうことになるだろうと思う。そのような苦しいときに免許証の中の写真を見ると、より苦しかった時期に頑張って耐えたことを思い出し、まだ頑張ろうという気持ちになれるはずだ。

免許証がこれから5年間の僕のお守り代わりになるだろう。そして、5年後の更新時に、免許証の中の男の努力に感謝できるよう、これから頑張って行きたい。 

5年前の免許証の中の男には本当に感謝している。

お陰でご都合主義のドラマでも有り得ないくらいの逆転劇を果たすことができた。とはいえ、僕は「人生の絶頂期で死ぬ」という、前向きだか後ろ向きだか分からない目標を持っているので、これからも弛まぬ努力を続けるつもりだ。

 

この5年間ありがとう、5年前の免許証の中の男。

あと何年続くか分からないが、これからもう少しよろしく、新しい免許証の中の男。