昨日より大部屋に入院してきた患者に参っている。
消灯後、トイレに行くたびに凄まじい騒音を出すのである。これが一晩で複数回あるのだからたまらない。身体が不自由だったり体調不良だったりで、多少の騒音が出るのは仕方が無いし、お互い様なのだが、それを差し引いても尋常ではない騒音であった。大部屋の他の患者さんも「夜中に工事があったのかと思った」と言うくらいの大騒音である。お陰で余り眠ることができなかった。
最近の老人は、昔の老人に比べると、自分勝手な振る舞いが多く、精神的に幼いように感じる。昔の老人は、公共の場での振る舞いを心得ており、もっと尊敬できる人が多かったように思う。年を取ると理性を司る前頭葉の働きが弱くなるので、その人間の本質的な部分が出てくる。結果、令和老人は自己中心的なエゴが剥き出しである。
金で解決できるストレスなのに、個室も空いておらず、多大なるストレス源からの回避策が無い、という事実により一層ストレスを感じる。
夜が憂鬱である。