完全に存在を忘れていたが、会社からのボーナスが振り込まれていた。当然満額支給ではなく、日割り計算しての半額くらいだが大いに助かる。
さて、今の会社のことを、忖度・媚売り・阿諛追従・丸投げ・根回し・吊し上げ・責任転嫁・妬み・嫉み・僻み・噂話・陰口・重箱の隅・閉鎖されたムラ社会…典型的なJTC(Japanese Traditional Company)と揶揄している僕ではあるが、その日系企業特有の手厚い保障のお陰で、こうやって長期入院していても、傷病手当をキッチリもらえ、しかも身分を保証されているのだから有難いことである。
何度も合併を繰り返し、外資の血もかなり混じっているはずなのだが、日系企業の「濃い」血で上書きされていく。
仕事内容についての文句は色々と言っているが、この会社に中途入社できたことは幸運としか言いようが無い。入社して4年で病気が再発したことは申し訳ないと思っているが、会社の福利厚生を大手を振って享受できるだけの成果は出していると自負しているので、別に寄生しているわけでもあるまい。
余談だが、上の文章で、「濃い」ではなく「濃ゆい」と入れようとしたのだが、どうもうまく変換できない。調べてみると「濃ゆい」は九州地方の方言らしい。そう言われてみれば、口語だと違和感はないが、文語だと微妙な違和感もあるような気がする。
さて、今日は抗がん剤2日目である。
「濃ゆい」一日になりそうだ。