今日で特に問題がなければ、明日退院である。
ドレンの残り1つも取れた。点滴のチューブも外れた。皮膚を接合しているホッチキスのようなものも取れた。自由である。今日からシャワーも浴びることができる。
鼻の中の詰め物も取り除かれ、ようやく両鼻で息をすることができるようになった。鼻の穴から引っ張り出された詰め物は、想像をはるかに上回る量であった。これを頭の中に入れたまま6日間も我慢をしたのだ。我ながら発狂せずよく耐えたものだと思う。大きな出血も無く、術後も良好であるとのこと。我慢した甲斐があった。
詰め物のせいで一切鼻から呼吸が出来ず、術後からずっと口呼吸になっていたので、寝ているときに口がカラカラに乾燥して何度も目が醒めるので大変であった。両鼻で思い切り空気が吸えることの何と有難いことか。
また、今回の手術のついでに、今まで癒着していた左鼻の奥の部分も切除してもらったので、今までより圧倒的に空気が通るようになって極めて快適である。
今後どれだけ生き残るかは分からないが、今回の手術によって残り人生のQOLが上昇することは間違いないだろう。病院の方々には心から感謝を申し上げたい。