今日より投薬である。
今回の抗がん剤は1日で投薬が終わるため、点滴の管を付けておくのが1日で済むのが助かる。寝ているときやシャワー時などに何かと気にかかるのである。
さて、1日で投薬が終わるからと言って、抗がん剤の内容自体が僕にとって楽なものであるかどうかは分からない。効果もそうであるが、副作用もどのように出てくるかもわからない。こればかりは運と確率としか言えないだろう。
今回の薬の中には、ドキソルビシンという毒々しい色をした薬が含まれている。アメリカで売っていそうなゲータレードをさらに煮詰めたような毒々しい色だ。今回の抗がん剤で体調が悪くなったら、間違いなくこのドキソルビシンのせいだと看護師さんに軽口を叩いてみたが、さてどうなることやら。
