30代がん闘病記

2014発病・入院 → 2016転移・再入院・離婚 → 2018再出発

12/1 面白くない日記

最近は日記の内容が余り面白くないという自覚がある。

内面の苦しみを吐露したものが、人の心に最も訴えかける文章であるし、何より他人の不幸というのは面白いものだ。しかし、最近の僕の身には良い出来事が起こっている。自分で言うのもなんだが、生き死にも未来も見えなかった入院中の絶望的な時期に書いていた日記は臨場感があって抜群に面白い。

「小説を書くには苦痛が必要だ」という話を聞いたことがある。確かに、食い扶持のない追い詰められた無職の書いた小説の方が、平凡な公務員が書いた小説よりも面白いだろうなという気がする。それと同じで、今の僕は比較的順調であり、以前のような文章を書く原動力となる「負の感情」が消えつつあるからだろう。

 

コメントやメールなどでやり取りした経験上、僕のブログに来てくれる読者は、

 ① 似たような病気で本人または家族が苦しんでいる(いた)人

 ② 苦しんでいる僕を見て相対的な自分の幸せを再認識している人

という2パターンに大別されると思っている。勿論、①の方々が大部分だが。

 

最近の僕に起こった数々の出来事は、控えめに言っても、有り得ないレベルの逆転劇であり、②の目的で来てくれていた方に対し、「中学の時に小馬鹿にしていた冴えない同級生が、同窓会で会ってみると大成功していたときに抱く感情」に近いものを与える内容であることも理解している。

ただ、僕はこの日記を書き出してから、淡々と日々の出来事を書いているのであり、最近の出来事も事実として書いているのであって、特段自慢をするために書いているというわけでないことをご理解頂きたい。

そして、そういう意味では、しばらくは面白くない日記が続くと思う。

だが、日記が面白くなりだしたら、苦しんでいるのだと理解して欲しい。

 

久々に僕らしい捻くれた文章が書けた気がする(笑)