30代がん闘病記

2014発病・入院・結婚 → 2016転移・再入院・離婚 → 2018再出発 → 2022再々発 → 2023入院→2025最終章

2025/8/29 入院

今月末に入院する。

今回の入院はガンそのものの治療というよりは、喉の機能を少しでも良くするための、対処療法的な手術をするためである。原因は分かっていないが、喉の弁の左側が全く動いていない。要は喉が閉じずに半分が開きっぱなしになっている状態だ。

そのせいで声が出ず、食事がまともに飲み込めなくなっている。水分が多めのものを食べるとむせてしまう。水すらも相当に気を使いながらでないと、まともに飲めないのだ。食事も固いものは飲み込めないので、柔らかくて水気の少ないゼリー状のものばかりを食べている。

おかげで体重は60kg台前半まで落ちた。放射線治療をして味覚が完全になくなった時よりも体重が落ちている気がする。食事が取れないせいで体力が極端に低下し、少し動いただけでも息が上がるようになってしまった。10年前にマラソンを完走したことがあるとは思えないほどの落ちぶれぶりだ。

間違いなく今が人生で最悪であると断言できる状態だ。

この手術で改善するかは分からないが、残りの人生、少しでもましな生活が送れるようになればいいなと思う。